Turing Complete FMはRui Ueyamaによるプログラミングについてのポッドキャストです。
21. 東大CPU実験でRISC-Vプロセッサを自作した話
ゲスト: 高橋祐花 (@00_)
東大の授業ではCPUやコンパイラを作ってレイトレイサを動かすという授業があります。高橋さんのチームはRISC-Vプロセッサを実装して汎用OSを動かそうとしました。その話を伺いました。

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0:00イントロ
1:46CPU実験のコア係とコンパイラ係
6:43CPU実験と商業的なプロセッサとの比較
9:29CPUシミュレータ作成係
10:58コアのデバグの辛さ
13:08Intel 4004(Intel最初のCPU)の設計の話
14:20チップアート(シリコンの上の微小な落書き)
15:33各社のCPUID命令
17:43コア係をするかコンパイラ係をするか
19:55自作CPUにLinuxを移植したかったが頓挫
21:011日で代替の自作OSを作成
27:11自作OSはマルチタスクもサポート
28:16ユーザスレッドとカーネルスレッド
31:41自作CPU作成に必要な機材
34:21ミニマムなCPUを作って最小限の命令を次第に足していく
40:23自作CPUではDRAMは使っていない
41:24SRAMとDRAMの解説
43:24浮動小数点数の演算はIPコアを使ってよいルール
45:48浮動小数点数の丸めモード
48:20IOはUARTでシリアル通信をサポート
49:33UARTはデバグが辛い
50:54暗中模索になりがちな低レイヤのデバグの話
54:09命令セットにはRISC-Vを選択
55:44Linuxが動くCPUを作るのは大変
57:56ELFフォーマットのカーネルをロードするのも面倒
1:00:19MMUを実装する必要性
1:01:561stコアはハーバードアーキテクチャ
1:04:05MMUの解説
1:05:52残り5日でOSを実装
1:06:54タイマ割り込みはクロックを数えて実現
1:08:56自作CPUをメインで作った3人は公立高校出身
1:14:04RISC-Vなのでgccの移植は不要
1:16:17CERNの仕事を学業と比べると
1:18:49牧場系スマホゲームとスーパーエンジニア
1:21:21ドラクエの乱数調整でのリアルタイムアタック
1:25:20学祭でのドラクエのリアルタイムアタック